市立恵那病院の産婦人科スタッフとともに、母子の健康を支えていきたい。恵那市市役所保健師
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恵那市市役所
保健医療部
保健推進課岩口美那恵 -
恵那市市役所
保健医療部
保健推進課
課長補佐早川みどり -
恵那市市役所
保健医療部
保健推進課 課長三宅千春
病院助産師とタイムリーに連携した支援
母子に対する保健事業は、母親学級、母子手帳の交付、乳幼児健診、乳児訪問指導などがあり、私たちは地域の病院と連携した支援活動が求められています。しかし現在の恵那市には、分娩を扱う病院がありませんでした。支援が必要な妊婦がいる場合、市外の病院まで出向いていますが、病院助産師との面識の薄さから、連携が取りにくい状況が続いておりました。行政保健師と病院助産師は、タイムリーに情報共有ができる距離の近さが大切です。 すでに助産師との信頼関係ができている市立恵那病院に産婦人科が開設されれば、緊急度の高い医療相談にも応じられるようになり、地域のお母さん・赤ちゃんにより手厚いサポートが実現すると思います。
妊娠期のSOSを拾い、寄り添っていきたい
私たちは2013年度より、市立恵那病院の助産師と協同で、産後の母乳・育児ケアに取り組んでおります。
赤ちゃんが生まれたご家庭を訪問する「赤ちゃん訪問」では、保健師では対応しきれない「おっぱいのトラブル」に対して、助産師ならではの知識を活かした支援に入っていただき、地域のお母さんから多くの感謝の言葉をいただいております。今後の課題は、今まで拾いきれなかった妊娠期のSOSを受け止め、寄り添っていくことです。若年妊娠に戸惑っている方や、さまざまな事情でストレスを抱える妊婦さんに対して、母子ともに健康な状態で出産の日を迎えられるよう、市立恵那病院の産婦人科スタッフとともに、お手伝いができればと考えています。
