恵那市でのお産・子育てを全力でサポートし、お母さんと赤ちゃんの命を守っていきたい。市立恵那病院助産師
恵那市でのお産・子育てを全力でサポートし、
お母さんと赤ちゃんの命を守っていきたい。市立恵那病院助産師
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市立恵那病院 助産師 看護師長森志穂
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市立恵那病院 助産師宮川智香
人員体制を整え、幅広いお産ニーズに対応
新しい命が生まれる瞬間に立ち会えることは、私たちの仕事の一番の醍醐味です。しかし、お産は何が起こるかわからない「救急医療」であり、お母さんと赤ちゃんという2人の命を守らなければなりません。
安心安全なお産には人員体制が何よりも大切なので、助産師は少なくとも8体制をとり、院内勉強会および救急対応のトレーニングを通して、専門知識・技術の向上に努めていきます。産科病床は15ベッドを予定しており、分娩入院はもちろん、母乳や育児に不安があって入院期間を伸ばしたい方や、さまざまな事情でご家族のサポートが受けられない方のために、産後ケア入院の受け入れも検討しています。また近年では、妊娠糖尿病、やせ形妊婦による低出生体重児などが問題視されているので、他科医師とも連携を図り、妊娠中の健康管理にも力を入れていきたいと考えています。
お産を通してまちづくり、地域活性化を目指す
市内で分娩ができるようになることで、この地域がどう変わるか、変えていけるか、今からとても楽しみです。 恵那市は、産む場所がないというだけで、若い世代が転入を敬遠していたと思います。また、里帰り出産ができない状況は、ご家族にとっても不安が大きかったことでしょう。これからは、お産を通してまちづくり、地域活性化につなげていけるよう、市民の皆様と手を取り合って、このまちを盛り上げていきたいと思います。妊娠・出産・育児のことで、わからないことや不安なことがあれば、いつでも私たちにご相談ください。市民の皆様にとって満足のいくお産・子育てができるよう、全力でサポートしていきたいと思っております。