診療放射線技師は、X(エックス)線と呼ばれる放射線を利用した撮影装置・X線CT装置・X線TV装置・連続血管撮影装置などの医療機器を操作し、病気の診断、治療を行うための様々な画像情報を提供しています。その他にも磁気と高周波を利用したMRI検査や超音波検査など、放射線を用いない検査も行っていますので、放射線室は画像診断部門と言ってよいかもしれません。また放射線診療に関わる患者様やスタッフの放射線被曝管理や装置の安全管理なども行っています。当院では、放射線室と内視鏡室を隣接した場所に配置して受付を共用し、画像診断部門を利用される患者様の利便性を高める工夫をしています。
放射線室には現在、8名の診療放射線技師と1名の事務員が勤務しています。
スタッフ一同日々研鑽を重ねてどこにも負けない画像診断を目指していますので安心してご利用ください。
放射線室では健康管理センター内の装置も含めて、いわゆるレントゲン撮影を行う一般撮影装置3台・全身の横断面撮影や心臓血管の3D撮影などを行うCT撮影装置2台・強い磁気と電波を用いて全身の撮影を行うMRI撮影装置・体の中の血管の撮影や、腫瘍などの塞栓を行う連続血管撮影装置・胃透視や骨折の整復などを行うX線TV装置2台・お腹や頸動脈・心臓などの検査を行う超音波撮影装置2台・乳房のX線撮影を行う乳房撮影装置・骨粗鬆症の測定を行う骨密度測定装置・病棟でのX線撮影を行うポータブル撮影装置の計14台の装置を備えています。