血液浄化センターのご案内

血液浄化センター(人工透析)のご案内

 平成28年11月より市立恵那病院2階に、外来透析患者さま中心の透析施設として、血液浄化センターを開設しております。当院には経験豊富な各診療科の医師が在籍しており、透析に関わる合併症のサポートや入院が必要な場合も安心して患者さまに専門治療を受けていただくことができます。また、当センターではコメディカルスタッフによるリハビリやフットケア、食事指導なども行い患者さまのそれぞれの状態に応じた質の高い医療を提供できるよう努めています。


業務内容のご紹介

 当センターは腎臓の機能が低下し腎不全の状態になった方に対する「血液透析」を行います。血液透析とは腎臓本来の機能の一部を代替する治療で、体外に取り出した血液をダイアライザという人工腎臓に通すことで、老廃物や毒素を排泄し血液中の水分や塩分・ミネラルなどの調整を行います。
 血液透析では補うことができない「血液をつくる」・「血圧をコントロールする」・「骨を丈夫にする」といった役割は食事管理・薬物療法により血液透析と並行して治療を行っていきます。


血液浄化センター概要

     2階南東面に位置し、明るく開放的な空間となっています。センター内にはトイレ(車いす対応)、更衣室、診察室の他、患者さま同士のコミュニケーションの場となる休憩ラウンジを設置しています。

    ■スタッフ体制  医師 2名(うち非常勤1名) 看護師 臨床工学技士 看護補助者
    ■構造・設備   ベッド数 21床(うち1床は陰圧隔離対応個室) テレビ設置 有 ※無料
    ■透析設備    全台オンラインHDF対応機種
    ■送迎バス    職員へお問い合わせください。
    ■食事の提供   無
    ■治療体制    月・水・金/2クール
             火・木・土/1クール ※2024年4月現在

     
    AM(9:00~14:00)
    PM(13:30~     )   

    写真

    • 待合コーナー
      待合コーナー
    • 休憩ラウンジ
      休憩ラウンジ

    フットケアについて

       現在、透析導入原疾患において第一位が糖尿病性腎症となっています。
       そのため、動脈硬化から足の血管が詰まりやすく糖尿病性壊疽や潰瘍から、足の切断を余儀なくされることがあります。そのため当院では定期的なフットチェックを行い、異常の早期発見・早期治療を心がけています。また、糖尿病の患者さまに対してはフットケア指導士による足の皮膚や爪のケアを専門的に行っています。

      栄養指導について

        透析で除去すべき血液中の尿毒症物質などのほとんどは口から摂取した食物の成分です。そのため透析治療において食事療法は重要な役割を持っています。定期的な血液検査や体重の推移、嗜好や家庭環境など、患者さまひとりひとりに合わせた栄養指導を管理栄養士が行っています。

        お問い合わせ先

          TEL 0573-22-9103

          平日 10:00 ~ 17:00 

          ※お問い合わせいただく際は番号をよくお確かめの上、お掛け間違いのないようご注意ください。

          ※医療機関の方へお願い※
          ・患者さまご紹介から受け入れ(透析開始)まで2週間程度の準備期間をいただきます。
          ・透析開始までに一度当院の担当医の診察を受けていただきます。
          ・まずは当院地域医療連携室まで診療情報提供書をFAX願います。
          折り返し担当者よりご連絡いたします。
           地域医療連携室FAX:(0573)20-1192