消化器内科は食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢及び腹膜疾患など広い領域の病気を扱う科となります。病状的には腫瘍や潰瘍、炎症などの器質的疾患だけではなく、便秘や逆流性食道炎などの消化管運動不全に伴う機能的疾患があります。そのため胃の痛み、胸の痛み、胸やけ、呑酸(どんさん)、げっぷ、のどのつかえ、のどの違和感、胃のもたれ、膨満感、食欲不振、おう吐、腹痛、便秘、下痢、下血など、実にさまざまな症状が発生します。但し、症状だけでは病気を突き止めることは難しく、内視鏡検査、超音波検査、CT検査やMRI検査などの様々な検査を含めて総合的に判断します。