平成28年11月より、前任の林感染管理認定看護師より引き継ぎました。
新病院となり、環境も体制も変わり診療科も増えていく中で、前任者が残した礎を元に恵那病院、地域における感染対策に取り組んでいます。感染対策の基本は、手指の消毒と手洗いです。様々なウイルスや耐性菌が増えてきている中で、当院は基本となる手洗いと手指の消毒がどの場面でも実施しやすいよう環境を整えていきます。またインフルエンザなどの流行しやすい病気から、入院患者さま・ご家族さま、職員を含めた対策(流行期に病院に出入りするすべての人へマスクの着用、手指消毒を勧める、体温測定、ワクチン接種など)に取り組んでいます。
これでいいのかな?これってどうなの?など疑問に思うことがありましたら、気軽にお尋ねください。現場の皆さんと一緒に考え、解決していきたいと思います。
安藤 徳子
摂食嚥下障害看護とは病気や治療、加齢などが原因で口から食べることが難しい患者様に対して関わっていきます。口から食べることは、生きていくための手段でもありますが、生活する上での楽しみ、希望でもあります。何らかの原因で「食べる、飲み込む」ことのできない患者さまに対し、少しでも口から食べる楽しみを取り戻していただけるよう支援していきたいと思っています。嚥下スクリーニング、訓練内容の設定、栄養管理などを行い、食事の形態や姿勢の工夫等で安全に食べる方法を考え支援しています。NST医師、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、検査技師等と情報共有して病棟看護師を巻き込んで「口から食べる」ことへの可能性を引き出す環境作りに取り組んでいます。
渡邉 美紀