認定看護師のご紹介

がん化学療法看護認定看護師  

腫瘍総合ケアセンターは,がん患者さまが,外来通院しながら安全に治療を行い,それまでのライフ・スタイルを変えずに生活できることで,こころや体の負担が軽減されるようお手伝いすることを目標としています。またそのために,様々な職種が連携して,がん治療にあたっています。治療を受ける患者さまの「大切にしたいこと」や「楽しみ」を共に考え,「橋渡し」をしていくことは看護師の大切な役割と考えます。患者さま,そのご家族さまが,安心して「楽しい」と感じる毎日を過ごせるよう私たちも共に歩んでいきたいと思います。

安藤 恵美子


皮膚・排泄ケア認定看護師  

皮膚・排泄ケア認定看護師は創傷ケア、ストーマケア、失禁ケアの専門的な知識と技術を身に着け、ケアの実践・相談、医療者や患者さまへの指導を行っています。

患者さまの状態をアセスメントし看護の質を高め、患者さまがより良い日常生活を送れるようスタッフと協力し活動していきたいと思います。



大久保 梨沙


がん性疼痛看護

がんの痛みは、身体的な痛みだけでなく、精神的、社会的、スピリチュアルな痛みが相互に影響し合って存在します。そして、それらの痛みは「眠れない」「動けない」「食べられない」など、患者さんの日常に悪影響を及ぼしてしまいます。がん性疼痛看護認定看護師は、患者さんにより満足できる状態で日常生活を送っていただけるように、また、つらい症状を取り除いてより良い状態で治療を受けていただけるように、看護師や他職種と協力・連携しながら日々活動しています。今後も最善のケアを行っていけるように知識・技術の向上に努めてまいります。がんの痛みについてお困りのことがありましたらどうぞお気軽にご相談下さい。

松永 智志


感染管理認定看護師  

平成28年11月より、前任の林感染管理認定看護師より引き継ぎました。        
新病院となり、環境も体制も変わり診療科も増えていく中で、前任者が残した礎を元に恵那病院、地域における感染対策に取り組んでいます。感染対策の基本は、手指の消毒と手洗いです。様々なウイルスや耐性菌が増えてきている中で、当院は基本となる手洗いと手指の消毒がどの場面でも実施しやすいよう環境を整えていきます。またインフルエンザなどの流行しやすい病気から、入院患者さま・ご家族さま、職員を含めた対策(流行期に病院に出入りするすべての人へマスクの着用、手指消毒を勧める、体温測定、ワクチン接種など)に取り組んでいます。        
これでいいのかな?これってどうなの?など疑問に思うことがありましたら、気軽にお尋ねください。現場の皆さんと一緒に考え、解決していきたいと思います。

安藤 徳子


摂食嚥下障害看護認定看護師

摂食嚥下障害看護とは病気や治療、加齢などが原因で口から食べることが難しい患者様に対して関わっていきます。口から食べることは、生きていくための手段でもありますが、生活する上での楽しみ、希望でもあります。何らかの原因で「食べる、飲み込む」ことのできない患者さまに対し、少しでも口から食べる楽しみを取り戻していただけるよう支援していきたいと思っています。嚥下スクリーニング、訓練内容の設定、栄養管理などを行い、食事の形態や姿勢の工夫等で安全に食べる方法を考え支援しています。NST医師、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、検査技師等と情報共有して病棟看護師を巻き込んで「口から食べる」ことへの可能性を引き出す環境作りに取り組んでいます。

渡邉 美紀


糖尿病看護認定看護師  

生活習慣が原因でなく、インスリン治療が絶対必要となる1型糖尿病、妊娠により血糖値が高くなりやすくなり、出産とともに改善するが、将来的な糖尿病予備軍となる妊娠糖尿病、糖尿病の90%を占め、生活習慣が発症の要因の1つである2型糖尿病、同じ「糖尿病」でもタイプがいろいろあり、そしてお子さんから妊婦さん、そしてご高齢の方と全ての人に起こりえます。そして、糖尿病の治療は生活の中で行われるため、患者さまそれぞれの生活に取り入れられる方法を一緒に考え、その頑張りに共感し、良き理解者となっていきたいと考えています。

 


早川 ゆみ


認知症看護認定看護師

高齢化に伴い認知症を患いながら、他の病気で入院される方が増えてきています。

認知症の方にとって入院は、病気による苦痛だけではなく、住み慣れた環境から、無機質で経験のない環境、慣れ親しんだ物もなく知らない人ばかりに囲まれ、病院で決められた生活リズムでの生活へと一変するため、認知症を患っていない方よりも不安が増大し精神的にも苦痛を生じます。

入院された認知症者の方に少しでも、不安を和らげ安気に過ごせるよう、「その人」の視点に立ち環境を整え、できる能力を阻害することなく、本人の意思を確認しながら一緒に考え、他職種や地域と協力・連携し支援をしていきたいと思っています。


安田 ひろみ